【2026年最新】京都市山科区のリフォーム補助金・助成金まとめ|外壁・断熱・水回りで使える制度を徹底解説
「リフォームに補助金が出ると聞いたけれど、種類が多すぎてどれが自分に当てはまるのか分からない」「2025年の制度は終わったと聞いたが、2026年版はもう始まっているのか」といった疑問は、京都市山科区でリフォームを検討しているご家庭からも多く寄せられています。
2026年は、国・京都府・京都市の3層構造で最大610万円の補助が受けられる可能性があります。
国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携した「住宅省エネ2026キャンペーン」を中心に、窓の断熱改修や高効率給湯器の導入を後押しする補助金が用意されている点も注目です。
山科区を含む京都市内の住宅でも、要件を満たせばこれらの補助を受けられるでしょう。ただし、ほとんどの制度は工事着工前の申請が必須であり、補助金の申請は施主本人ではなく、事業者登録を済ませたリフォーム業者が代行する仕組みです。
「知らずに着工してしまった」「登録のない業者に頼んでしまった」という失敗を防ぐためには、事前の確認がカギを握ります。
この記事では、2026年に活用できる各補助制度の概要・補助額・対象工事を工事種別で整理したうえで、申請の流れやよくある落とし穴、実際の活用事例まで丁寧に解説します。山科区でのリフォームをお考えの方は、ぜひ制度選びの参考にしてください。
目次
京都市山科区で使えるリフォーム補助金の全体像【2026年版】

京都市山科区でリフォームを検討する際、まず把握しておきたいのが補助金制度の全体像です。補助金は国・京都府・京都市の3層構造になっており、それぞれ対象工事・申請窓口・予算枠が異なります。
「どれか1つだけ使う」よりも、工事内容に応じて複数制度を組み合わせることで、受け取れる補助額が大きく変わってくるでしょう。
ただし、すべての制度を同時に使えるわけではなく、工事内容・申請時期・予算枠によって利用できる制度が異なる点には注意が必要です。まず全体の枠組みを理解してから、自分の工事に合う制度を絞り込むのが賢い進め方と言えます。
国・京都府・京都市山科区の3層構造で最大610万円
京都市山科区で現在利用可能なリフォーム補助金・助成金は、国9件・京都府2件・京都市山科区独自27件の計38件にのぼります。
参考元:リフォーム補助金ナビ
これらを工事内容に応じて組み合わせることで、最大610万円の補助が受けられる可能性があります。
ただし、すべてが同時に使えるわけではなく、工事内容・申請時期・予算枠により異なります。制度数・上限額・最新の申請状況は、京都市公式サイトおよび各制度の公式ページでご確認ください。
以下に3層構造の概要を整理します。
1層目:国の補助制度(9件)
住宅省エネ2026キャンペーンを中心に、窓断熱・給湯器交換・断熱改修などを対象とした大型補助制度が揃っています。補助額の規模が最も大きく、山科区での省エネリフォームの主軸となる制度群です。
2層目:京都府の補助制度(2件)
府産材活用や再エネ関連の支援など、国制度を補完する形で設けられています。
3層目:京都市山科区独自の補助制度(27件)
耐震・バリアフリー・子育て世帯向けなど、対象者・工事内容が限定的な制度が多く含まれます。自分が該当するかどうかを事前に確認することが大切です。
補助金を使うための大前提と3つの注意点
補助金を確実に受け取るためには、制度の内容を理解するだけでなく、申請の順番と業者選びが成否を左右します。以下の3点を必ず押さえておきましょう。
①ほとんどの制度は工事着工前の申請が必須
「業者に相談→見積もり取得→申請・承認→着工」という順番が基本です。工事後に申請しようとして「対象外だった」というケースは非常に多く、順番を間違えると補助金を受け取れなくなります。
②制度内容・予算枠は年度ごとに変わるため最新情報の確認が必要
2025年に使えた制度が2026年には終了・変更されているケースもあります。必ず各制度の公式ページで最新情報を確認してから動き出しましょう。
③施工業者が補助金登録業者である必要がある制度もある
住宅省エネ2026キャンペーンのすべての事業において、申請は「住宅省エネ支援事業者」として登録された業者のみが代行できます。業者選びの最初に登録の有無を確認することが、補助金活用の第一歩です。
2026年の住宅省エネキャンペーンとは

2025年の制度が終了し、「もう補助金は使えないのでは」と思っていた方も多いかもしれません。しかし2026年は後継事業として新たなキャンペーンがスタートしており、一部制度はすでに申請受付を開始しています。
内容・規模ともに2025年と遜色なく、条件を整えれば複数の補助事業を組み合わせて活用することも可能です。まず全体像を把握してから、自分の工事に合う制度を絞り込むのが賢い進め方と言えるでしょう。
キャンペーンの目的と全体像
住宅省エネ2026キャンペーンは、2050年カーボンニュートラルの実現と2030年度の温室効果ガス削減目標の達成を目的に、国が設けた大型の住宅省エネ支援制度の総称です。国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携し、新築住宅とリフォームの両方を対象にしています。
リフォームで利用できる主な事業は以下の3つです。それぞれを目的や工事内容に応じて単独または組み合わせで利用することができ、ワンストップ申請にも対応しているため、複数制度を一度にまとめて申請することも可能です。
その3つの事業とは、窓やドアの断熱改修を支援する「先進的窓リノベ2026事業」(環境省)、次に高効率給湯器の導入を支援する「給湯省エネ2026事業」(経済産業省)、そして断熱改修や省エネ設備の組み合わせ工事を幅広くカバーする「みらいエコ住宅2026事業」(国土交通省・環境省)となります。
一般消費者向けには、補助金の申請はすべて「住宅省エネ支援事業者」として事前登録を済ませたリフォーム業者が代行する仕組みになっており、施主本人が直接申請することはできません。
なお、住宅省エネ2025キャンペーンを構成していた先進的窓リノベ2025事業・給湯省エネ2025事業は、すでに終了しています。2026年版は別の事業として新たに設けられたものですので、混同しないよう注意が必要です。
先進的窓リノベ2026事業
先進的窓リノベ2026事業は、既存住宅の窓・ドアを断熱性能の高い製品に改修する工事を対象に、補助金を交付する制度です。環境省が所管し、令和7年度補正予算として1,125億円が確保されています。
補助対象工事は「ガラス交換」「内窓設置」「外窓交換(カバー工法・はつり工法)」「ドア交換(カバー工法・はつり工法)」の4種類です。ドア交換は、他の窓工事と同一の契約で同時に申請する場合のみ補助対象となります。
補助額は製品の性能と大きさ、住宅の建て方に応じた定額の合計で計算され、一戸あたり最大100万円まで受け取ることができます(合計補助額が5万円以上の工事が対象です)。
申請のスケジュールとしては、2026年3月31日から交付申請の受付がスタートしており、申請期限は遅くとも2026年12月31日までとされています(予算上限に達した時点で受付終了です)。
予算に対する申請額の割合はリアルタイムで公式サイトに公表されており、早期終了のリスクも考えられるため、準備ができ次第早めに動くことが大切になります。
居住者の条件としては、工事発注者(住宅の所有者や居住者等)であれば世帯種別は問いません。工事内容の条件としては、本事業に登録された製品を使用すること、事業登録済みの施工業者と契約することが必須となります。
給湯省エネ2026事業
給湯省エネ2026事業は、高効率給湯器の導入を支援する経済産業省の補助制度で、令和7年度補正予算として570億円が計上されています。エコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファームの3種類が対象機器として定められています。
補助額(基本額)は機器の種類によって異なり、エコキュート(ヒートポンプ給湯機)が7万円/台、ハイブリッド給湯機が10万円/台、エネファーム(家庭用燃料電池)が17万円/台です。
さらに性能加算要件を満たす場合はエコキュートで3万円/台、ハイブリッド給湯機で2万円/台が上乗せされます。
電気蓄熱暖房機の撤去を同時に行う場合は4万円/台、電気温水器の撤去を行う場合は2万円/台の撤去加算も設けられています。
2026年版では、対象機器に一定の性能要件(機種によりIoT連携機能等)が設けられており、対応機種かどうかをメーカーや施工業者に事前に確認することをおすすめします。
また、本事業の補助を受けるためにはJ-クレジット制度への参加意思表明が必要な点も、2026年版の特徴として知っておくとよいでしょう。
2026年度・補助金制度比較表(リフォーム向け)
以下に、リフォームで活用できる主要3制度の概要を一覧で整理いたします。金額・期間はいずれも概算・目安であり、予算上限に達した時点で終了となる場合がありますので、最新情報は各制度の公式サイトでご確認ください。
| 制度名 | 対象工事 | 補助額/補助上限 | 申請期間 | 公式サイト・所管省庁 |
| 先進的窓リノベ2026事業 | ガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換 | 1戸あたり最大100万円(定額合計) | 2026年3月31日〜12月31日まで(予算上限次第) | 環境省 |
| 給湯省エネ2026事業 | エコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファームの導入 | エコキュート7万円〜、ハイブリッド10万円〜、エネファーム17万円〜(加算あり) | 2026年より受付開始(予算上限次第) | 経済産業省 |
| みらいエコ住宅2026事業 | 断熱改修・省エネ設備の組み合わせ(開口部・躯体・設備) | 工事内容・世帯種別により異なる | 2026年より受付開始(予算上限次第) | 国土交通省・環境省 |
3制度の組み合わせ申請が可能であり、たとえば窓の断熱改修に先進的窓リノベ2026事業を使いながら、同時にエコキュートの交換で給湯省エネ2026事業の補助も受けるといった活用ができます。
工事種別で見る京都市山科区のリフォーム補助金

リフォーム補助金は、制度名ではなく「どの工事をするか」から逆引きするのが最も効率的な調べ方です。外壁・断熱・屋根・水回り・バリアフリー・耐震と、工事の種類によって使える制度と補助額の上限が大きく異なります。
以下では、山科区で特にニーズの高い工事種別ごとに、活用できる主な補助制度と補助額の目安を整理します。
なお、補助率・申請窓口の詳細は断定的に記載できないケースがあるため、詳細は各制度の公式ページでご確認ください。
外壁リフォームで使える補助金(最大250万円)
外壁リフォームで活用できる補助制度は2件・最大250万円が目安となります。ポイントは、「外壁の塗り替えのみ」では対象外になる制度が多い一方、断熱塗料・遮熱塗料を使用することで補助対象になるケースがある点です。
省エネ・断熱性能の向上を伴う外壁工事であれば、みらいエコ住宅2026事業などの対象になりやすくなります。外壁塗装を検討している方は、施工業者に「補助金対応の塗料・工法かどうか」を最初に確認することが重要です。
京都市山科区の外壁塗装に関する詳細は、外壁塗装の専門記事もあわせてご参照ください。
【あわせて読みたい】
京都市山科区の外壁塗装業者おすすめ15選|費用相場・助成金・屋根リフォームも解説
断熱リフォームで使える補助金(最大600万円)
断熱リフォームは山科区で最もニーズが高く、かつ最多の18件・最大600万円と補助制度が充実している工事種別です。京都市山科区は盆地特有の寒暖差が大きく、冬場の寒さが厳しいエリアとして知られています。
そのため、内窓設置・断熱材追加・高断熱サッシへの交換といった断熱リフォームへの需要が高く、地元業者への相談でも「冬場の寒さを何とかしたい」というご要望が多く寄せられているとのことです。
主な対象工事は以下の3つです。
内窓設置:既存窓の内側に断熱性能の高い窓を追加する工事。先進的窓リノベ2026事業が主な活用先です。
断熱材追加:壁・床・天井への断熱材充填工事。みらいエコ住宅2026事業の対象になりやすい工事です。
高断熱サッシへの交換:既存窓を断熱性能の高いサッシに交換する工事。外窓交換(カバー工法・はつり工法)が対象です。
断熱リフォームは複数制度を組み合わせやすく、補助額を最大化しやすい工事種別と言えるでしょう。
屋根リフォームで使える補助金
屋根リフォームは単独では補助対象外になるケースが多いものの、断熱・省エネ性能向上との組み合わせで補助対象になる制度があります。遮熱塗料・断熱材入り屋根材の使用が対象となるケースが代表的です。
みらいエコ住宅2026事業では、屋根の断熱改修が対象工事に含まれる場合があります。屋根リフォームを検討している方は、施工業者に「省エネ性能向上を伴う工法かどうか」を確認することが補助金活用のカギを握ります。
京都市山科区の屋根工事に関する詳細は、屋根工事の専門記事もあわせてご参照ください。
【あわせて読みたい】
京都市山科区の屋根リフォーム・屋根修理おすすめ業者15選|費用相場と選び方も解説
水回りリフォームで使える補助金(キッチン・浴室・トイレ)
水回りリフォームでは、キッチン・浴室・トイレそれぞれで最大60万円を目安とした補助が受けられる可能性があります。補助対象になりやすいのは、省エネ型給湯器・節水型設備への交換を伴う工事です。
たとえばエコキュートへの交換は給湯省エネ2026事業(最大12万円程度)の対象となり、浴室リフォームとセットで行う場合はみらいエコ住宅2026事業との組み合わせ申請も検討できます。
「水回りをまとめてリフォームしたい」という場合は、複数制度を活用できる可能性があるため、事業者登録済みの業者に工事計画の段階から相談することをおすすめします。
バリアフリーリフォームで使える補助金
バリアフリーリフォームでは、介護保険制度を活用した住宅改修費の支給(手すり設置・段差解消等、上限18万円)が代表的な制度です。要支援・要介護認定を受けた方がいる世帯が対象となります。
また、京都市の「いきいきハウジングリフォーム」では、重度障害がある方を対象に住宅改造費用の一部を助成する制度(上限300万円)も設けられています。詳細な対象条件・申請期間は京都市の公式サイトまたは窓口でご確認ください。
介護保険制度は施工業者ではなく、担当のケアマネジャーを通じて申請するのが一般的な流れです。
耐震リフォームで使える補助金
耐震リフォームでは、京都市が昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅を対象に、無料の耐震診断を提供しています。
診断結果をもとに耐震改修工事を行う場合、「まちの匠・ぷらす」耐震・防火改修支援事業として費用の一部補助を受けられる制度があります。
旧耐震基準の住宅にお住まいの方は、まず無料耐震診断の申し込みから始めるのが賢明でしょう。国の補助制度と京都市の耐震補助制度は、工事内容が異なれば組み合わせて活用できるケースもあります。
詳細は京都市の公式窓口にご確認ください。
京都市山科区で利用できるリフォーム補助金

国の制度に加えて、京都市や京都府独自の補助制度も存在します。ただし、補助内容や対象者が限定的なものも多く、「市の制度が必ず使える」と思い込まずに、工事内容や世帯の状況に合わせて該当するものを確認することが重要です。
省エネ分野に限れば、国の3制度が主な柱となります。
京都市独自の補助金・助成制度
京都市はかつて「既存住宅省エネリフォーム支援補助金」として省エネリフォームへの独自補助を実施していましたが、令和4年度(2022年度)よりこの補助制度は休止されており、現在は実施されていません。(出典:京都市既存住宅省エネリフォーム支援事業)
そのため、山科区を含む京都市内での省エネリフォームに活用できる補助金は、基本的に先述の国の3制度が中心となります。省エネ設備の導入や窓断熱改修を計画されている方は、まず国の制度の要件を確認することをおすすめします。
なお、京都市内では京都府産材を使ったリフォームへの補助(みやこ杣木活用補助)や、再エネ・ゼロカーボン関連の支援制度(京都再エネクラブ等)が別途設けられています。省エネ以外の目的でリフォームを検討されている場合は、京すまいの情報ひろばも参考にしてみてください。
参考:京すまいの情報ひろば
省エネ以外の補助金(耐震・バリアフリー)
省エネ以外の分野では、京都市独自の支援制度がいくつか存在します。ただし、これらは対象者や工事内容の条件が限定的であるため、自分が該当するかどうかを必ず事前に確認することが大切です。
耐震分野では、京都市が昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅を対象に、無料の耐震診断を提供しています。診断の結果をもとに耐震改修工事を行う場合、費用の一部について補助を受けられる制度もあります(「まちの匠・ぷらす」耐震・防火改修支援事業)。
バリアフリー分野では、要支援・要介護認定を受けた方がいる世帯向けに、介護保険制度を活用した住宅改修費の支給(手すり設置・段差解消等、上限18万円)が利用できます。
また、京都市の「いきいきハウジングリフォーム」では、重度障害がある方を対象に、住宅改造費用の一部を助成する制度が設けられています(上限300万円、詳細は京都市へ要確認)。
子育て世帯向けには、京都市内の既存住宅を購入してリフォームする未就学児がいる世帯を対象とした「京都安心すまい応援金」も存在します。いずれも制度の詳細や最新の申請期間は、京都市の公式サイトまたは窓口でご確認ください。
FAQ①:市の補助金と国の補助金は同時に使える?
工事内容が異なる場合、国の補助金と京都市・京都府の補助金を組み合わせて使えるケースがあります。たとえば、窓の断熱工事に国の先進的窓リノベ2026事業を活用し、耐震工事に京都市の補助制度を活用するといった組み合わせが考えられます。
ただし、同一の工事に対して複数の補助金を重複して受けることは原則できませんので、どの制度と組み合わせが可能かは、申請先や施工業者に事前に確認することをおすすめします。
補助金申請の流れと注意点

補助金の仕組みを理解したうえで、実際にどのように動けばよいかを確認しましょう。住宅省エネ2026キャンペーンのすべての事業において、申請は施主(住宅オーナー)ではなく、事前登録を済ませたリフォーム業者が代行する仕組みです。
そのため、「どの業者に頼むか」が補助金を受けられるかどうかの最初の分岐点になります。段取りをしっかり把握して、損のない申請を進めてください。
申請前に準備する書類
補助金の申請に先立って、施主側でも用意しておくと良い書類・情報があります。業者が代行するとはいえ、見積書や工事の計画内容の確認には施主の判断が必要であり、書類の一部には施主の署名・捺印が求められることもあります。
以下はリフォーム補助金の申請で一般的に必要となる書類の目安です(制度・業者によって異なります。必ず依頼業者に確認してください)。
工事に関するもの
- 工事請負契約書のコピー
- 工事内容を示した見積書
- 工事箇所の施工前写真
住宅・所有者に関するもの
- 登記事項証明書(建物の所有関係を示すもの)
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)
補助対象製品に関するもの
- 使用製品のカタログや型番確認書
施工前写真は、工事の着手前に業者が撮影するものです。着工後では撮影できなくなるため、工事スタート前に業者へ声がけしておくとスムーズでしょう。
また、補助対象製品かどうかは業者に確認するほか、各事業の公式サイトにある「補助対象製品の検索」機能でも調べることができます。
申請から工事完了までのスケジュール
住宅省エネ2026キャンペーンの申請フローは、おおむね以下の流れで進みます。
ステップ1
リフォーム会社への相談・見積もり取得。まずは補助金の利用を希望することを業者に伝え、事業者登録(住宅省エネ支援事業者登録)済みの業者かどうかを確認します。未登録の業者では補助対象になりません。
ステップ2
工事請負契約の締結。業者と工事内容・補助金の利用方法・還元方法について合意し、契約を締結します。
ステップ3
交付申請(業者が代行)。着工前または着工後すぐに交付申請を行うことが原則です。工事に着手できるのは、2025年11月28日以降であれば申請前でも可能ですが、業者が申請手続きを完了させるタイミングの確認が必要です。
ステップ4
工事の実施。申請の審査を経て交付決定が出た後、工事を進めます(申請の予約制度を利用する場合は、交付決定前に着工することも可能です)。
ステップ5
完了報告・補助金の受け取り。工事完了後、業者が事務局に完了報告を提出します。補助金は業者に交付され、施主への還元は「工事代金への充当」または「現金支払い」のいずれかで行われます(業者と事前に合意した方法)。
よくある落とし穴
多くの方が見落としがちな注意点を3つまとめます。後から「知らなかった」で取り返しがつかないケースもあるため、計画段階でしっかり確認しておきましょう。
落とし穴その1
事業者登録のない業者に依頼してしまった。補助金の申請は「住宅省エネ支援事業者」として登録された業者のみが行えます。
施工技術がどれだけ優れていても、未登録の業者では補助対象にならないため、業者選びの最初に登録の有無を確認することが必須です。各事業の公式サイトから「事業者検索」が可能です。
落とし穴その2
対象となる申請期間・タイミングを誤った。先進的窓リノベ2026事業では、2025年11月28日以降に着工した工事が対象です。それ以前に着工している工事は補助対象にならない場合があります。
また、先進的窓リノベ2025事業の対象となっていた開口部は、同一箇所に2026年版の補助を重複して受けることはできません。
落とし穴その3
予算が尽きて申請できなくなった。各事業は予算上限に達した時点で受付終了となります。先進的窓リノベ2026事業では、公式サイトに申請額の割合がリアルタイムで表示されており、残予算の目安を確認することができます。
補助金利用を前提にリフォームを計画している場合は、なるべく早期に業者への相談を始めることが重要です。
要注意ポイントまとめ:事業者登録の確認 → 着工前の申請確認 → 申請期限・予算状況の把握、この3点を事前に業者と確認することが、補助金を確実に受け取るための基本です。
申請のタイミング(工事前申請が原則)
補助金申請において最も重要なのが、「申請→承認→着工」という順番を守ることです。ほとんどの補助金制度は「工事着工前の申請」が条件となっており、着工後に申請しても対象外になるケースが多く見られます。
正しい手順は以下の通りです。
1.補助金の利用を業者に伝え、対象制度を確認する
2.見積もりを取得し、補助対象工事・製品を確定させる
3.業者が交付申請を代行する
4.承認(交付決定)を得てから工事に着手する
5.工事完了後、業者が完了報告を提出する
「工事後に申請しようとして使えなかった」という失敗は非常に多く、「まず補助金の確認・申請、その後に工事着工」という順番の重要性はいくら強調してもしすぎることはありません。
複数制度を組み合わせる際の併用ルール
複数の補助制度を組み合わせて申請することは可能ですが、同一の工事に対して複数の補助金を重複して受けることは原則できません。
たとえば窓断熱工事に先進的窓リノベ2026事業を使いながら、同時にエコキュート交換で給湯省エネ2026事業の補助を受けるという組み合わせは可能です。一方、同じ窓工事に対して複数の補助金を重ねることはできません。
どの制度と組み合わせが可能かは、申請先や施工業者に事前に確認することが求められます。住宅省エネ2026キャンペーンではワンストップ申請にも対応しており、複数制度を一度にまとめて申請することも可能です。
申請に必要な書類の準備
補助金の申請に先立ち、施主側でも以下の書類を準備しておくとスムーズです。業者が代行するとはいえ、書類の一部には施主の署名・捺印が求められることもあります。
工事に関するもの
・工事請負契約書のコピー
・工事内容を示した見積書
・工事箇所の施工前写真
住宅・所有者に関するもの
・登記事項証明書
・本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)
補助対象製品に関するもの
・使用製品のカタログや型番確認書
施工前写真は着工前にしか撮影できないため、工事スタート前に業者へ声がけしておくことが大切です。
制度・業者によって必要書類は異なりますので、必ず依頼業者に確認してください。
申請チェックリスト
以下の項目を業者との打ち合わせ前後に確認しておきましょう。
□ 依頼業者が住宅省エネ支援事業者として登録済みか
□ 使用する製品が補助対象製品として登録されているか
□ 工事着手日が2025年11月28日以降であるか(先進的窓リノベ2026事業の場合)
□ 補助金の還元方法(工事代金充当 or 現金)を業者と合意しているか
□ 過去に同一箇所への補助金交付を受けていないか
□ 申請期間・予算残量を公式サイトで確認しているか
FAQ②:補助金とローンは同時に使える?
補助金とリフォームローン(住宅金融支援機構のリフォーム融資等)は、原則として併用可能です。補助金で工事費の一部をまかないながら、残額をローンで対応するという組み合わせが考えられます。
ただし、補助金の受け取りのタイミングと融資の返済スケジュールの兼ね合いについては、金融機関と事前に相談することをおすすめします。補助金が工事代金に充当される場合、ローン借入額を減額できるケースもあります。
補助金を活用したリフォーム事例

実際に補助金を使ったリフォームでは、どの程度の費用削減が期待できるのでしょうか。以下に2つの参考事例を紹介します。
いずれも補助金の制度要件をクリアしたモデルケースであり、実際の金額は工事内容・製品・建物状況によって異なりますので、あくまで費用感の参考としてご活用ください。
窓断熱改修+外壁塗装の事例
事例概要
京都市内の戸建住宅(築25年)において、リビング・寝室・廊下の計5か所に内窓を設置し、同時に外壁塗装を実施したケースです。先進的窓リノベ2026事業を活用した事例を想定しています。
工事内容
内窓設置(5か所)+外壁塗装(断熱塗料使用)
費用の参考イメージ(税込・概算)
| 工事種別 | 費用(概算) | 補助金額(概算) | 自己負担(概算) |
| 内窓設置(5か所) | 約60〜80万円 | 約20〜40万円 | 約30〜50万円 |
| 外壁塗装 | 約80〜120万円 | 対象外(補助金の対象工事に外壁塗装は含まれません) | 約80〜120万円 |
| 合計 | 約140〜200万円 | 約20〜40万円 | 約110〜170万円 |
※外壁塗装は先進的窓リノベ2026事業の補助対象外です。補助金を最大限活用するためには、補助対象工事の設計に工夫が必要です。内窓設置5か所の補助額は製品サイズと性能によって大きく変わりますので、詳細は業者へご確認ください。
この事例では、内窓を追加することで室内の断熱性が高まり、冬の寒さや夏の暑さの緩和・結露の軽減が期待できます。補助金を内窓工事に集中させることで、外壁塗装とセットで進めても自己負担をある程度抑えられる可能性があります。
給湯器交換+浴室リフォームの事例
事例概要
京都市内の戸建住宅(築20年)において、旧式の電気温水器をエコキュートに交換し、同時に浴室のリフォームを実施したケースです。給湯省エネ2026事業を活用した事例を想定しています。
工事内容
エコキュート(ヒートポンプ給湯機)への交換+浴室(ユニットバス)リフォーム+旧型電気温水器の撤去
費用の参考イメージ(税込・概算)
| 工事種別 | 費用(概算) | 補助金額(概算) | 自己負担(概算) |
| エコキュート交換 | 約40〜60万円 | 7万円〜(性能加算・撤去加算含む最大12万円程度) | 約30〜55万円 |
| 浴室リフォーム | 約80〜120万円 | 対象外(みらいエコ住宅2026事業の対象工事内容による) | 約80〜120万円 |
| 合計 | 約120〜180万円 | 約7〜12万円以上 | 約110〜170万円 |
※浴室リフォームについては、みらいエコ住宅2026事業においてエコ住宅設備の設置として一部対象になる場合があります。実際の補助額は工事内容・製品によって異なるため、業者に確認することをおすすめします。
この事例では、電気温水器からエコキュートに切り替えることで光熱費の節約が期待できます。撤去加算(電気温水器撤去で2万円/台)と性能加算(要件を満たせば3万円)を合わせれば、補助金総額が12万円程度になるケースも想定されます。
FAQ③:先進的窓リノベ2026事業の補助対象になる窓・ならない窓は?
補助対象となるのは、本事業が定める断熱性能の基準(熱貫流率)を満たす製品を使用した改修工事です。内窓の新設・外窓交換・ガラス交換のいずれかで対応できます。
一方、既に断熱性能の高い窓に交換済みの箇所や、過去に同じ事業で補助を受けた箇所は対象外となります。また、使用する製品が本事業の事務局に登録されている必要があります。対象製品の検索は公式サイトから確認できます。
よくある質問

補助金を活用したリフォームを検討する際、事前に疑問を解消しておくことで、申請のミスや業者選びの失敗を防ぐことができます。ここでは、京都市山科区でリフォームを検討する方からよく寄せられる質問をまとめました。
制度の仕組みや申請の流れに不安がある方は、ぜひ参考にしてください。なお、各制度の詳細・最新情報は必ず公式ページでご確認ください。
補助金は必ずもらえますか?
補助金は要件を満たした工事・製品を使用し、正しい手順で申請することで交付されるものです。
ただし、予算上限に達した時点で申請受付が終了するため、「要件を満たしていても受け取れない」というケースがあります。先進的窓リノベ2026事業では公式サイトに申請額の割合がリアルタイムで表示されており、残予算の目安を確認できます。
補助金の受け取りを前提にリフォームを計画する場合は、なるべく早期に業者への相談を始めることが重要と言えるでしょう。
申請は自分でできますか?業者に頼めますか?
住宅省エネ2026キャンペーンの補助金申請は、施主本人ではなく事業者登録済みの業者が代行する仕組みです。
そのため、施主が直接申請することはできません。一方、耐震補助や介護保険を活用したバリアフリー改修など、施主本人や担当機関を通じて申請する制度も存在します。
制度の選定・書類準備には専門知識が必要なケースが多いため、補助金申請の経験がある地元業者に相談することで、対象制度の選定から書類準備までサポートしてもらえる場合があります。まずは「補助金を使いたい」という意向を業者に伝えることから始めましょう。
工事を先に始めてしまっても申請できますか?
原則として、着工前に申請が完了していない場合は補助対象外となります。先進的窓リノベ2026事業では2025年11月28日以降に着工した工事が対象ですが、着工前の申請確認が必須です。
「工事が終わってから補助金を申請しようとしたら対象外だった」という失敗は非常に多く見られます。工事のご予定がある方は、まず業者に補助金の確認を依頼し、申請の段取りを整えてから着工することが求められます。
京都市山科区の外壁塗装でも補助金は使えますか?
外壁の塗り替えのみでは補助対象外になる制度が多い一方、断熱塗料・遮熱塗料を使用した外壁塗装は補助対象になる場合があります。省エネ・断熱性能向上を伴う外壁工事として認められるケースがあるためです。
まず施工業者に「補助金対応の塗料・工法かどうか」を確認することが重要です。
【あわせて読みたい】
京都市山科区の外壁塗装業者おすすめ15選|費用相場・助成金・屋根リフォームも解説
山科区でリフォームを相談できるおすすめ業者2選

補助金を活用したリフォームを進めるうえで、申請手続きのサポートや省エネ改修への対応実績がある業者を選ぶことが重要です。ここでは、京都市山科区でリフォームを検討する際に相談しやすい2社を紹介します。
株式会社ASTRIDE|山科区密着・補助金サポートも万全の地元業者

| 会社名 | 株式会社ASTRIDE |
| 住所 | 〒607-8134 京都府京都市山科区大塚北溝町10 |
| 電話番号 | 075-644-9904 |
| 公式サイトURL | https://astride.co.jp/ |
株式会社ASTRIDEは、山科生まれ山科育ちの代表が率いる、京都市山科区に根ざした地域密着型のリフォーム業者です。水回りの小規模修繕から、外壁・屋根・間取り変更を含む大規模リフォームまで幅広く対応しており、住宅省エネ2026キャンペーンをはじめとする補助金申請のサポート体制も整っています。
商業施設の内装設計で培ったデザイン力と提案力も強みのひとつで、「今の暮らし」だけでなく「10年先の快適さ」を見据えたリフォーム計画を提案してくれる点が特徴です。地元業者ならではの迅速な現地対応と、工事後の定期点検・アフターケアも好評です。
補助金の対象工事(窓断熱改修・給湯器交換など)を検討している方は、まず事業者登録の有無も含めて相談してみることをおすすめします。
さらに詳しい情報は公式ホームページでも確認できます。ぜひチェックしてみてください。
▼株式会社ASTRIDE公式HPはこちら
株式会社ASTRIDEの口コミ評判記事はこちら!
▼【2026年版】ASTRIDE(アストライド)の評判・特徴|京都市山科区に根ざした地元密着リフォームの実力を徹底解説
住友林業のリフォーム(住友林業ホームテック株式会社)|大手の安心感と豊富な実績

| 屋号 | 住友林業のリフォーム |
| 会社名 | 住友林業ホームテック株式会社 |
| 住所 | 〒604-8186 京都府京都市中京区車屋町通御池下ル梅屋町358 アーバネックス御池ビル西館3F |
| 電話番号 | 0120-95-2385 |
| 公式サイトURL | https://www.sumirin-ht.co.jp/ |
住友林業のリフォームは、住友林業グループが手がけるリフォーム事業で、全国67拠点・累計38万棟以上の施工実績を持つ大手リフォーム会社です。建築士1,000名超の技術力を背景に、相談から設計・施工・アフターメンテナンスまでをトータルでサポートする体制が整っています。
木にこだわった自然素材の活用と、耐震・断熱・快適性を重視した設計が得意で、大規模なリフォームや性能向上リフォームを検討している方に適しています。引き渡し後のメンテナンス体制や建築士による品質管理も、長期的な安心につながります。
画一された保証制度や全国ブランドの安心感を重視する方、断熱性能や耐震性能の向上を含む本格的なリフォームを検討している方に向いている業者です。
住友林業のリフォームの口コミ評判記事はこちら!
▼住友林業のリフォームの口コミ・評判|選ばれる理由と施工事例を解説
まとめ|補助金を活用して京都市山科区のリフォームをお得に
-1024x683.jpg)
2026年の京都市山科区では、国・京都府・京都市の3層構造で最大610万円の補助が受けられる可能性があり、住宅省エネ2026キャンペーンを中心に38件の補助制度が揃っています。
工事種別ごとに使える制度を組み合わせることで、窓断熱・給湯器交換・耐震・バリアフリーなど幅広いリフォームで補助を活用できるでしょう。
ただし、工事前の申請準備が補助金活用の成否を左右します。「まず相談・申請、その後に着工」という順番を守り、事業者登録済みの業者を選ぶことが、補助金を確実に受け取るための基本です。
山科区を含む京都市内では省エネ分野の市独自補助が現在休止中であるため、国の3制度を主軸に計画を組み立てることが現実的な選択と言えます。
補助金の内容は随時更新されるため、以下の公式サイトで最新情報を必ずご確認ください。
補助金を活用したリフォームを検討中の京都市山科区の方に、当メディアがおすすめする地元密着リフォーム会社は株式会社ASTRIDEです。
山科区生まれ山科区育ちの代表が「地元への恩返し」という想いで立ち上げたリフォーム会社で、外壁・屋根・断熱・水回りまでトータルで対応できます。
補助金対象工事の相談も含めてお気軽にご相談いただけます。
まずは無料相談・現地調査からどうぞ。
この記事を読んでいる人におすすめ
京都市山科区でおすすめのリフォーム業者10社を比較!口コミと特徴を徹底解説
リノベーションとは?リフォームとの違いや費用相場、タイミングなどを徹底解説
京都市山科区の外壁塗装おすすめ比較|費用相場・塗り替え時期・業者選びを解説